言葉にときめく



自分の好きなものにであったときに

こころがギュッとつかまれたような感覚になります。


音楽でも、絵でも写真でも、、、


最近わたしは

この人が書く言葉にときめきました。


山崎ナオコーラさん



''指先からソーダ''

というこのエッセイ集を読んでから


もっとこの人が書いた文章を読みたい

という思いでいっぱいです。




不思議なリズムで進んでいくストーリーは

なんども繰り返し読みたくなります


しばらくは鞄の中に入れておこうと思います。








********************************************************************

「オリーブ色の糸、家にあったかな?」

と母が言ったときに、私の目はチカッとした。


母が「オリーブ」という言葉を使ったので、

「カーキ」という言葉で見ていた私のカーゴパンツが、少し上品な色に変わったのだった。

つまり、言葉で色を見ている部分があるのだ。

自分に見える色とは、その一瞬にその物が放った光を受け止めた、自分だけの感覚だ。

感じ方は人によってそれぞれだと思うが、

私は、色を見る感覚が、他の感覚に影響され易い。


言葉を使いながら物を見たり、音楽を聴きながら物を見たり、

人に触れられながら物を見たりすると、目に見える色がガラガラと変わっていく。

目は不思議だ。


そしてときには目で見ていない物の色も、変化する。

(目のボキャブラリー)


********************************************************************




シモムラ


Michel

Michel

Septembre Que diriez-vous de vous préparer pour l'automne?